第4回ふるさと子ども夢プロジェクト開催!

東京稚内会と稚内市教育委員会主催の「第4回ふるさと子ども夢プロジェクト」が10月17~19日に、稚内大谷高校、稚内高校、稚内中学校で行われました。今回の講師は、北海道大学アイヌ・先住民研究センターの客員教授で東京国立博物館名誉館員の佐々木利和先生です。先生は、稚内北小学校・稚内中学校・稚内高校の卒業生で、大学卒業後、東京国立博物館や国立民族学博物館などでアイヌ文化を研究されました。

生徒たちに、北海道の先住民であるアイヌの人たちの歴史や文化をわかりやすく解説し、江戸時代から明治に掛けて幕府や国の政策によって、自然の恵みに生きるアイヌの人たちが虐げられた生活を強制された歴史があったことを話されました。これを機会に、学校では十分に学べないアイヌの歴史や文化に関心を持ってほしいと語ってくれました。

また、アイヌ文化の研究に進むきっかけは中学時代に先生がアイヌの遺跡に連れて行ってくれたことで、中学・高校での出会いが自分の将来や進路を考える機会になるので、この時を大切にしてほしいと語られました。

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